2016年6月5日日曜日

160−180スキルのダメージアップ効果は宝珠効果に加算です(簡単な調査をしました)


 160−180スキルの特技ダメージアップの効果は、宝珠によるダメージアップ効果に加算されます。「もしかして、別計算で掛け算になるのでは!?」と思い期待に胸を膨らませつつ調査をしたのですが、残念ながら……wという結果が出てしまいました。


 まぁ殆どの方にとっては、「そんなことは知ってるよ!ヽ(`Д´)ノ」「使ってみたらすぐ分かんだろ(´・ω・`)」という話だと思いますので、そういう方にとってはこの記事はここで終わりです。お疲れ様でした。ちなみにかえん斬りのダメージの計算は「1.2倍+10」なんですが、宝珠とスキルのダメージアップ倍率って、1.2倍のところにだけかかるんですねえ。データを取るまで気づきませんでした。


 正しい計算式がわかった所で改めて計算してみたんですが、180スキルと宝珠レベル5のダメージ倍率を比較すると、かえん斬りとはやぶさ斬りの差は確かにほぼ無くなっていました。


 かえん斬り :2.46倍+10  炎10%ベルト込みで 2.706倍+11

 はやぶさ斬り:1.38倍×2 の 2.76倍
 

 そりゃ「かえん斬りつえー!」ってなるわけですね。炎に耐性のある敵にはすぐにはやぶさ斬りか天下無双に切り替えられるのもいい。



 ついでにもう一つ目にする槍の雷鳴突きですが、こちらは狼牙突きを上回っていました。


 雷鳴突き:かえん斬りと同じ 2.46倍+10 雷10%ベルト込みで 2.706倍+11

 狼牙突き:2倍攻撃、宝珠レベル5で15%、180スキルで9%。合計して 2.48倍


 宝珠のみだと雷鳴突き2.1倍+10、狼牙突きは2.3倍。この時点で雷10ベルトがあれば若干雷鳴突きの方が上。180スキルで明確に差がついたという感じ。 雷が効かなそうならその時点で狼牙突き&五月雨突きに切り替えればいいわけで、かえん斬りと同様にバックアップがちゃんとあるのは使いやすいですね。ジゴスパークやグランドクロスの雷耐性低下効果も考えると、メイン特技として採用して良さそうです。


 以下には調査の結果を記録しておきます。かえん斬り、はやぶさ斬り、ドラゴン斬り、タナトスハントを調べました。(ここまでの記事の3倍の長さの文章が以下に続きます!データに興味のない人は読まなくていいよ!!!)



160−180スキルの特技ダメージアップ効果の調査


実施:2016年6月4日(バージョン3.3前期)
時間:半日程度


趣旨:160−180スキルの特技ダメージアップの効果はどのようになっているかを調べる。全てのダメージ計算後に乗算だったら夢膨らむなぁ、と。


方法:かえん斬りについて、宝珠と160−180スキルの有無でダメージを測定し、その影響を推測する。推測結果に基づき、はやぶさ斬りのダメージを推測・測定して推測が正しいかどうかを確認。

特殊条件によるダメージアップ特技についてもはやぶさ斬りと同様に調査。ドラゴン斬り、タナトスハントの2つを調べた。


事前情報:

特技ダメージ:http://ドラクエ10.jp/dq10_damege.html (グラコス本にも載ってる)

宝珠の効果:攻略の虎の一覧表

180スキルのダメージアップ率:攻略の虎の160-180スキル一覧表


宝珠によるダメージアップ効果の詳細:2つほど。どちらも極限ブログ

宝珠の正確なダメージ加算効果

宝珠・特技・武器特攻の詳細計算式

ポイントは2つ

1)宝珠の効果は基本的に乗算

2)例外は条件付きでダメージボーナスが増える特技で、これは元のダメージ倍率に乗算。ボーナス無しで1倍なら1×宝珠効果、1.5倍なら1.5×宝珠効果、という感じ。各武器に一つ存在している種族特効特技と、短剣の特技が該当。



かえん斬りのダメージに関する仮説



 かえん斬りは元々通常攻撃の「1.2倍+10」ダメージ。レベル5宝珠の+75%を付けると「1.2×1.75+10」ダメージになる。

 180スキルのかえん斬り+30%を付けた場合、宝珠の効果に加算されるなら合計で+105%の「1.2×2.05+10」ダメージになる。

 宝珠の計算後に1.3倍されるなら「1.2×1.75×1.3+10」に。

 ダメージの差が大きいから、実測すればすぐにどちらか判明するだろう。



かえん斬りダメージ実測


 片手剣魔法戦士、攻撃力488。今回の犠牲者は偽メルサンディのニードルマン(モンスター完全図鑑によるデータ)。守備力222。通常攻撃の平均は計算上188.5ダメージ。

 素のかえん斬りは236.2ダメージになると考えられる。

 23回撃って平均237.52ダメージ。ここまではおk。


 180スキルの+30%をつけると、「1.2×1.3+10」ダメージになると推測できる。304.06ダメージ。

 23回撃って平均302.61ダメージ。少し下ぶれたがまぁ合っているだろう。


 180スキルを外し、次は宝珠を付ける。+75%で「1.2×1.75+10」の405.85ダメージのはず。

 24回撃って平均406ダメージ。これもおk。


 宝珠はそのままに180スキルを付け直す。180スキルが宝珠に加算の+105%なら 「1.2×2.05+10」の473.71ダメージ。宝珠の計算後に乗算されるなら「1.2×1.75×1.3+10」の524.605ダメージ。

 23回撃って474.87ダメージ。はい、宝珠と180スキルは加算ですね
 (´・ω・`)夢破れたり




追加の実測


 他のスキルも同様に「宝珠と180スキルのダメージアップ効果は加算」となるのかどうか見てみる。


 まずははやぶさ斬り。通常攻撃と同じ1倍攻撃を2連打する。上の攻撃力488の片手剣魔戦をそのまま使用。敵も同じくニードルマン、守備222、通常攻撃188.5ダメージ。


 宝珠レベル5は+30%、180スキルは+8%。効果が加算なら1.38倍の260.1ダメージ、乗算なら1.404倍の264.6ダメージ。数値が4点しか変わらず微妙なので、これだけは100回試行。

 100回試行の平均は259.16ダメージ。加算と考えて良い。



 続けて特殊条件でダメージアップする特技について調べる。


 ドラゴン斬りは1倍攻撃、対ドラゴンのみ+50%+5。

 宝珠の効果はレベル5で+125%、特殊ボーナス計算前に乗算。すなわち、「(1×2.25+0.5)倍+5」の2.75倍+5。ここまでは既知。


 ここに180スキルのドラゴン斬り+30%を入れるとどうなるか。宝珠効果に加算されるなら「(1×2.55+0.5)倍+5」の3.05倍+5。上の2.75倍を更に1.3倍するようだと夢の3.575倍+5!こんなに強けりゃ既に騒がれていると思うので無さそうだけど、一応調査。


 調査キャラの攻撃力は478(訳あって攻撃力を10落とした)。今回の被験者はアッシュリザード、守備332(敵情報@完全図鑑)。


 通常攻撃のダメージは156点で、宝珠+180スキルのドラゴン斬りは3.05倍+5ならば480.8ダメージ。3.575倍+5ならば562.7ダメージ。

 43回撃って平均は480.42ダメージ。はっきりと加算ですね。


 最後はタナトスハント。通常の1.5倍ダメージで、毒と麻痺の敵に対して+255%+10ダメージ。


 短剣踊りの右手にのみ短剣を持たせて調査。攻撃力458。殴られ役は守備332のアッシュリザード続投で、通常攻撃は146点。


 宝珠の効果は1.5倍ダメージの部分に乗算。毒か麻痺の敵でないと効果を発揮しない点に注意。宝珠レベル5は+15%なので、「(1.5×1.15+2.55)倍+10」の4.275倍+10ダメージになる。元の4.05倍+10からは5.5%のダメージアップにしかなっておらず、実装当時随分話題になった。


 今回追加された180スキルは「毒と麻痺の敵に8%ダメージアップ」。これまでの特技同様宝珠効果に加算ならば「(1.5×1.23+2.55)倍+10」の4.395倍+10の651.67ダメージと予想できる。

 40回撃って平均は649.65ダメージ。少し下ぶれているけれど、計算式に問題ないと考えていいだろう。


 ちなみに今回のケースで180スキルの実ダメージアップ量は3%程度。180スキルには攻撃力+10を入れたほうがダメージが上になる。計算すると655.53ダメージ。使用キャラの攻撃力と敵の防御力によって割合は変化するため断言は出来ないが、攻撃力プラスは他の特技にも影響することを考えると、180スキルは攻撃力プラスか他の特技ダメージアップを取ったほうが良さそうだ。


 「2年ぶりにやったけど、調査すんのはしんどいんだよなぁ」


 毎度毎度付きあわせて申し訳ないw お疲れ様でした。

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