2014年8月29日金曜日

呪文暴走ダメージ・呪文暴走率に関して調査しました

 2016年6月2日追記:この記事は呪文暴走率の検証情報がウェブ上にほとんど存在しなかった2014年8月に掲載されたものです。かなり間違っています。現在は正確な数値が出ていますので、そちらを知りたい方は当サイトの該当記事(2015年12月掲載)へどうぞ。こちらは資料として残しておきます。




 呪文暴走ダメージと呪文暴走率について、前の記事の前提となるデータが大分間違っていたっぽいので、大慌てでデータを取って確認してきました。きっかけは極限で「呪文暴走ダメージは1.4〜1.8倍」という文言を見つけたこと。平均したら1.6倍で、1.7じゃねーじゃんっていうね。


【まとめ】


呪文暴走時ダメージ平均1.6倍(1.7倍は間違い)

装備による暴走率:額面の半分をプラス

通常時呪文暴走率:パッシブ2つ取得レベル80魔法使いでおそらく2.5〜3%程度

暴走魔法陣:呪文暴走率に25%程度プラス(30%よりは少ない)

超暴走魔法陣:呪文暴走率に70%程度プラス(50%よりは大幅に強い)
*140905 追記 レベル80・器用さフルパッシブ・退魔腕・魔法使いの数値です。

陣重ね:呪文暴走率に95%程度プラス(もしかしたら100%暴走確定)

対複数:敵の数で暴走率を除算(試行回数が少ないためあまり自信なし)


【調査キャラのステータスと装備】

  • レベル80魔法使い
  • 攻撃魔力は常に560以上(暴走率アップのパッシブをつけたり外したりしている上に頭装備の結晶化もしたため増減あり、但し使用魔法は全てダメージキャップ到達済み)
  • 器用さ355(フルパッシブ、星3退魔無消費腕を常に装備)
  • 所持しているモノクルは1・2・1の合計9%暴走率アップ
  • 他の部位に暴走率アップは無い
  • 証は常に外して調査 
  • その他パッシブは全て取得しています。

【調査方法】

  • ネットで読んだ話として、会心率や暴走率は、複数対象だと、対象の数によって除算される。
  • 呪文暴走率は額面の半分程度(アトラス本に記載)。
  • なので、単体攻撃に絞って調査をし、のちに複数対象を調べる。
  • 通常時の暴走率のように1桁%余裕な確率の調査に関しては、100回単位で3%くらいは平気でブレるので最低500回、できれば1000回は調べたいところ。俺には500回が限界でした。心が折れます。あとあちこち痛くなる。後の方の調査ではどんどん試行回数が減っています(・ω<)てへぺろ


【暴走時呪文ダメージ】


 ダメージキャップ到達済み魔法使いでバザックスにヒャドを打つ。
 呪文ダメージに関する資料:http://ドラクエ10.jp/dq10_spell2.html

 通常時のダメージは88±2で、資料の通り。
 暴走時ダメージはほぼ1.4〜1.8倍の範疇で、これも資料の通り。

 暴走時ダメージは平均1.6倍と推測できる。その通りなら140.8ダメージ。
 今回、41回分のダメージを集計したところ、平均140.68ダメージ。

 どうみても1.6倍です。本当にありがとうございました。まだまだデータはあるんですが、あまりのぴったりさに爆笑してひっくり返ってしまったのでもう集計やめ。



【通常の暴走率】


 調査対象:バザックス@チョッピ荒野
 タフでたくさんいるので採用。真ワルドは迷惑なのでチョッピ荒野で。

 弱点・耐性のないヒャドをひたすら打つ。
 9%モノクル/暴走率アップのパッシブ2つ の有り無しで6パターンを調査。
 差異を調べて器用さによる暴走率とパッシブの暴走率を推定する。

  • パッシブ2つ・モノクルあり:35/500 7%
  • パッシブ1つ・モノクルあり:33/500 6.6%
  • パッシブなし・モノクルあり:25/500 5%(これだけ突出して低すぎる)
  • パッシブ2つ・モノクルなし:15/500 3%
  • パッシブ1つ・モノクルなし:11/500 2.2%
  • パッシブなし・モノクルなし:9/500 1.8%

 モノクル9%の半分、4.5%暴走率プラスになっているのは正しそうな事は分かる。残りの部分は正直どうとでも考えられる。

 モノクル4.5、パッシブ1つにつき0.5、基礎1.8(きようさ100で0.5)くらいかなぁと。あんまり自信ないけど。

 正しい数字を導くには、更に試行を重ねるしか無い。きようさによる基礎暴走率とパッシブの数値に関しては、今回はもうギブアップ。


【暴走魔法陣・超暴走魔法陣・陣重ねの効果】


 調査対象:バアルゼブブ@モンセロ温泉峡
 動きが少なそうで数の多い雑魚。ソーダの泉を想定したがすんげえ少なくなってたのでモンセロ温泉峡にて実行。

 弱点・耐性のないメラを、陣を敷いて体が光ったのを確認してからひたすら打つ。
 暴走陣のみ、超暴走陣のみ、陣重ねの3つを、モノクル有り無しの2パターンで調査し、暴走陣・超暴走陣の効果を推定する。

 (疲れてきているので、試行回数がどんどん減っています)

  • 暴走陣・モノクルあり:101/300 33.7%
  • 暴走陣・モノクルなし:86/300 28.7%
暴走陣は26%前後の加算と考えられる。切り良く25%!と言ってもいいんじゃない?

  • 超暴走陣・モノクルあり:79/100 79%
  • 超暴走陣・モノクルなし:72/100 72%
超暴走陣は70%程度の暴走率と考えられる。暴走陣、超暴走陣に関しては、それぞれ25〜30%、70〜75%の暴走率プラスだと考えていいと思います。

  • 陣重ね・モノクルあり:97/100 97%
  • 陣重ね・モノクルなし:98/100 98%
95%以上の確率で、ほぼ確実に暴走。モノクルありで3回暴走しなかったのは操作ミスかも?

 モノクルなしでも95%を超える暴走率。暴走しなかった2回も超暴走陣が切れかけていた。陣の効果時間に注意しながら更に200回試行したところ、100%暴走。ここでは95%程度暴走率プラスとしますが、100%暴走確定かも知れません。モノクルの有無は関係なさそう。

 *素早さパッシブ取得済み、すばやさ+45の退魔靴装備で、すばやさ508。自力で超暴走陣を敷くと、1秒詠唱のメラがギリギリ5回詠唱できる。少しでも時間をかけると最後の5発目が超陣の効果を得られない。詠唱21%(19+2)イーリスを持って早読みなしでメラゾを打つと4発が限界。基本的に4回が超陣の限界利用回数と考えるのが良さそうだ。



【複数対象呪文の暴走率】


 調査対象:タコメット&マリンスライム@真コニウェア・ヴェリナード南
 複数湧き確定、こちらに群がる敵の代表。

 弱点・耐性のないヒャダルコを、対単体暴走率の調べ終わった暴走陣を敷いてひたすら打つ。

 2・3・4匹ごとに分けて調べる。除算されているのを確認できれば良い。違うようであれば詳しく調べる。

 陣込みモノクルありで、単体暴走率は33%程度。

 除算だとすると、2匹:16.5%、3匹:11%、4匹:8.25%が予想暴走率。ヴェリナード南でマリンスライムを相手に100試行くらいして終わるつもりだったのですが、データが荒ぶりまくり。仕方なく新コニへ移動しタコも含めて殴るも予想に収束する気配なし。
  • 2匹 79/534 14.8%
  • 3匹 61/531 11.5%
  • 4匹 21/200 10.5%
4匹相手が200回終わった所で中断。対2匹が低すぎ、対4匹が高すぎるのは偶然なのか、それとも計算式が違うのか。何とも判断出来ないので条件を変えて追試することにする。今度は暴走魔法陣ではなく、超暴走魔法陣を使う。モノクル込みで、対1匹なら77%程度暴走するはず。2匹:38.5%、3匹:25.6%、4匹:19%程度に収束するかどうか。
  • 2匹 56/151 37.1%
  • 3匹 27/102 26.5%
  • 4匹 30/145 20.7%
もうゴールしてもいいっすか(血涙) 全部100試行を超えたところで終了。除算だとすると、対2匹が低め、対4匹が高めに出るのは相変わらず。複雑めな計算式が存在する可能性を残しつつ、「暴走率は敵の頭数で除算」という結論で終わりにしたいと思います。コレも間違ってたらこのブログ畳もうかな……


【教訓】


 データはちゃんと取りましょう俺。特にブログ系のダメージ推定を鵜呑みにするのはもうナシかなぁ。参考程度にはするけれど。ここの記事も怪しいと思ったら自分で調べてみてください。(特に合計200試行しかしていない超暴走陣の対単体暴走率は間違ってる可能性が高いです)

 複数対象の暴走率については、100試行で終わらせていたら、2匹も3匹も変わらず暴走率5割引き(16%程度)とかいう凄まじい結論が出ていました。成功/失敗の2択確率の場合、100回程度の試行では5%近くぶれても仕方ない。300回でもちょっとどうかな?って感じで書くのをためらうレベル。

 ドラクエのダメージ計算に関して、極限のおてう様に逆らうのはダメ絶対。ほんとうにすんませんでした。



「イーリスを持って、ヒャド3,000発メラ1,000発打つ事になるとは思わなかったぜ」



お疲れ様でした。

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