2018年4月14日土曜日

最強のボスに天地の席を作るとレギ&ローになった話

 実装3日目にしてレギ・ローには天地が必須、という流れになってきました。天地の職特性を良く活かせるボスになっていて面白いなぁ、と考えています。今回は常闇3種も含めたハイエンドボスにおける「運営側の狙い」を一通りまとめてみます。



 ハイエンドボスには実装当時における狙い(活かすべき戦闘システム)がある。時間が経つと冒険者が強くなって遊びの生まれる余地が出てくるが、実装当時の正解構成は実装側の狙いを最大限に理解し活かしきった一つになる。

 ハイエンドボスの追加はこれで4度目。ネビュラス、キラクリ、イーギュアのフィールドボスや邪神も実装当時は十分ハイエンドだったけど、これらはここでは触れない。


レグナード


  • ドラクエ10の移動干渉(相撲)システムを最大限に活かすボス

 2Dドラクエにおける隊列の概念を3Dで無理なく再現したかのような、シリーズを通じて遊んできたファンなら涙モノの戦闘(個人的にはとても美しい、ドラクエもここまで来たかと感じた)。

 正解はパラを先頭にして僧侶、魔法、魔法と一直線に並んでの遠距離攻撃、隊列が崩れたら即死待ったなしの緊張感しかない痺れる戦闘。


ダークキング


  • 移動干渉システムをレグナードとは別の形で活かすボス
  • 3D戦闘における位置取りの重要さを最大限に高めたボス
  • 真やいばを追加されて売り出し中の戦士と、新規追加の道具を活かすボス

 重すぎてパラは無力。実にキングヒドラ以来の、タゲ逃げ&壁スイッチによる円形引きずり回し必須ボス。

 結晶とビームにより、位置取りが極めて重要な要素に。仕様を理解せずに雑な位置に立ったキャラとそのPTは、結晶の位置とビームによって手ひどく罰せられる。

 火力補助、防御追加、デバフ解除、MP維持と道具の長所が全て活きる。戦士の真やいばは活用可能な確率で入るので、戦士2枚を並べるのが安定。

 正解は戦士2枚で壁を作り、道具と僧侶に戦線維持を任せつつタゲ逃げを維持する形。位置取りを一つ間違えるとすぐに窮地に追い込まれるため、ドラクエ10の戦闘システムを理解し戦闘に活かせる人ほどちゃんと有利になれるアツいボス。


メイヴ


  • 新規追加の占い師を最大限に活かすボス

 ダークキングの円形引きずり回しや戦士の重要さはそのままに、ターンエンドの回転などで変化を付けた。

 即死ダメージの全体魔法を追加。占いの世界タロットによる防御が有効。威圧で戦士が機能しない時間を追加。敵の膨大なHPを削り切るには威圧中にダメージを出せる遠距離攻撃が欲しくなるため、ここでも戦車のタロット持ちの占いが輝く。

 これだけでは単調な戦闘になると考えたのか、ゲノムバースによる全体即死技を追加。結晶処理のために一時的に隊列が崩れる可能性がある他、ゲノムデビル召喚によって移動が難しくなり、視界も極端に悪くなる。総じてPTのアドリブ能力を試すための技。

 正解は戦士2に占いと僧侶。占い師を入れないのは縛りプレイ、というくらいに占い師に向いたボス。戦闘システムとしてはダークキングの亜種と考えて問題ないため、前2つと比べるとシステム上の目新しさは少なめで、位置取りも(戦士以外は)そこまで厳密にしなくて大丈夫。ダークキングに慣れきった冒険者達に速攻攻略されてしまい、4登場前日の緊急メンテで4のギガデイン使用率低下・防御力追加というテコ入れをされた(憶測)悲しい雑魚イカ。


レギ&ロー


  • 行動テンプレを定めにくい乱戦ボス
  • 新規追加の天地を最大限に活かすボス

 常闇3種のボスは極まってくるとマスゲームの如き動きになってくる。それはそれで面白いが、今回は行動テンプレの定まらない、定めにくい乱戦ボスを登場させる狙いだろう。

 ドラクエ10における職構成の鉄板テンプレと化したヒーラー(僧侶)1枚PTでは回復、蘇生が追いつかない2体の凶悪火力ボスコンビ。往年の対バズズ・武武僧僧のように守備的な戦戦僧僧とすれば戦線維持はできるだろうが、それだと火力が全く足りずに時間切れ。

 戦士は相変わらず壁役として優秀だが、その硬さを活かすには盾が必須で、盾を持つと今までのハイエンドボスとは違い2体相手なので範囲火力が足りない。範囲攻撃のできる職と比べると実質火力は半減していると考えられる。

 「回復・蘇生が足りない」「範囲火力が足りない」という2つの問題を同時に解決できる職としての天地(&カカロン)。天地は特技の殆どが範囲攻撃で、バフも必要なくそこそこの火力を出せる。バフで威力を上げられないというのはデメリットでもあるが、今回のようにゾンビ戦法が前提になる乱戦では(火力次第だが)メリットになりうる。

 正解はおそらく、壁役・(壁か火力)役・天地・僧侶。乱戦上等の戦闘なので天地(&カカロン)を外すのは考えにくい。3での火力不足を考えると僧侶の枠も怪しい(2枚目の天地か占いに変えて全員しずく葉っぱ上等で動く)か。今までのハイエンドボス3種のようにキレイに動いて倒す戦闘にはなりそうにないが、乱戦でのアドリブ力を試されるボスと考えればそれはそれで燃えるボス。



 ……とまぁ、天地がテンプレ扱いされるのにもちゃんと理由があるよね、という話でした。個人的に天地は「バフで火力を上げられないので、ハイエンドには席が無いだろう」「カカロンは便利だけど、それで席ができるとは考えられない」と予想し、レギ&ローの構成を考えるときには頭から外していたのですが、完全に間違えました(^q^)


 天地&カカロンの乱戦における戦線維持能力の高さはサポ3のSキラー戦を一気に簡単にしたことで証明されていたわけで、そこへ来て2体ボスとなればこれは大乱戦の予感、天地のPT入りは鉄板と予想できたわけです。結果が出た後からならなんとでも言える( ー`дー´)キリッ


 今回はもう一つ、「散々大暴れしてきた戦士を外してくる」と予想していたのですが、そちらも1を見る限り大外しだったようで……ですが2で既に怪しい感じですし、3で席があるかどうかはとても疑わしく(戦士を外しパラ入りになるのでは?と)考えているので、こちらの評価は保留としておきます。3の初討伐はパラパラ天地占いとかになるんじゃないかなぁ、と。流石に僧侶、というか自力聖女なしはダメかな?


 次のハイエンドボスはゴッドハンド追加後でしょうから、その時はゴッドハンドの職特性からボスの攻撃や行動を予想すると面白いんじゃないでしょうか。


 今回の記事は以上となります。皆さんレギ&ローの討伐頑張り&楽しみましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿