スコルパイドの感想

　紅殻魔スコルパイドことスコやん、なかなかに手強いボスだと感じています。1の楽勝さ加減に思わず「TA用の弱ボスか？そういうのも悪くねえかもな！」なんて初日に言ってしまったんですが、そんなに簡単な訳がありませんでした。ごめんよスコやん。


　この記事を上げた日は初登場から10日目、1つよの4回目。俺は一昨日にやっと2が倒せたところですw　そんな状態ですが、通して賢者で遊んでみて色々と考えるところはあったので、それを記しておきます。


　レギローの時に「天地を使わせ、新しい戦闘パターンを作った良ボス」なんて書いて、後から運営が「完全に想定外でした(^q^)」なんて言って俺まで貰い事故の赤っ恥、なんてこともありました。この記事も含めた一連の記事も余り真に受けず、そんな考え方もあるんだなぁ、位で読んでいただければ幸いです。


　あと、ネタバレというかコピペプレイになってしまうのが嫌で、映像の攻略情報は今日まで一切見ていません。文字情報はtwitterを中心にチラホラと。1日1時間か2時間くらいしか遊んでいない状態で、いきなりコピペプレイになってしまうのはちょっと遊びとして勿体無いかなあと。もう少しの間だけでも創意工夫で遊ばせてくれよ、と思う次第。それを許容してもらえるフレンドには感謝しております。野良じゃただの甘えですからね。エンドのどん詰まりバトルなんだし、できる準備は全部して来いってなるのは仕方ない。

今までの戦闘スキルの総集編ボス

　スコルパイドの攻撃はどこかで見たようなものばかり。今までに学んだ戦闘スキルを全部出してみ、全部ミスらず正しく行動できたら勝たせてあげるよ。っていうボスなんだと思う。これまでのボスバトルの総集編としてとても良くできていると感じています。


　常闇と闘戦記、防衛軍と邪神のTA、ココらへんをきっちりかっちり理解して遊び尽くした人たちにとって、問題となるハードルはアビス雷の処理と集中力の持続、初期特有の回線ラグ位のもので、繰り返し根気よく遊べば問題なく攻略できそう。攻略タイムも相当に早いペースで縮まるのでは。


　逆にこの辺をやり込まなかった人や、行動処理を曖昧なままで済ませた人たちには相当に辛いボスだと思う。HPリンク前提のダメージ量といいザオトーンといい、何かしらの行動（特に避け）を失敗した時の咎め方が今までのボスの中でダントツのサディスティックさ。今までのエンドボスもそれぞれ凶悪な部分はあったけれど、比較にならない。


　溜まり次第のコマンドぶっぱで攻撃を喰らいまくり、HPリンクで2死を繰り返してひと足お先に真冬並の冷え込み、なんてことになるのは容易に想像がつく。特に初見の場合はフレンドに1へ連れて行ってもらって慣れるのが良さそう。これ自分が居たらアカンやつや、ってなったら常闇3種から復習しなおした方がいいかも。

何故かみんなのテンションが高め

　直近のレギローと比べて面白い、遊んでる感がある、という人が殆どで、やっぱみんな敵に近づいて殴りたいのかなぁと。前に出て殴ってる人らが本当にイキイキしています。カカロン乱数頼みのゾンビ戦法だと自力で戦っている気がしない、というのもありそう。RPGのボスと戦っている感じはとてもある、雰囲気のあるボスですね。

俺がそうでもない、どっちも面白いと感じている理由

　レギローは位置取りがとても難しくて極めがいがある、と思っていまして。範囲を喰らわないギリギリの位置から2体を巻き込めるギリギリでめいどうふうまを打ち込んだ時なんかは最高に気持ちがいいです。他にも大地の爪牙の範囲外ギリギリで、かつウイスパーを誘発できる場所を円形に走ってみたりして、上手く誘発して避けたりできたときも気分がいいですね。他にも2体をまとめて攻撃できる位置取りを維持し続けるのも頭を使う感じで面白かった。


　カカロンの行動なんかも乱数でムカつく、というのは分かるんですがそれ以上に目新しくて楽しい、不運も腕でねじ伏せてみせるという楽しみがありました。蘇生に関してはもちろん不運で全滅もあるんですが、1や2を周回するだけならギリギリ許せる範囲内かなと。3も俺にとっては何度か倒せれば十分なので、チャレンジと考えれば許容範囲内。1や2を回すには自分の他に人間1人とサポ獣2体がいればいいという気楽さもあって、今もたまに強ボス気分でダラダラ遊んでいたりします。


　もちろん今回のスコやんも極めがいがありそう、ということでどちらも同じくらい面白いなあと感じている次第です。スコやんはダーキンやイカみたく籠もりっきりの人が出てくる感じかも知れませんね。レギローは3つよを1回倒したらもう十分お腹いっぱい、と言い切る人が結構いましたから、今後摩天の聖廟内での温度差がすごいことになるのかも。